太陽の様々な姿を見たい方
- 観測衛星ひのでのサイト (国立天文台)
観測衛星ひのでについての情報と、ひのでが捉えた太陽のダイナミックな姿がまとめられています。
- 観測衛星 SDO のサイト (NASA)
観測衛星 SDO が捉えた当日の太陽表面やコロナの様子が見られます。また、過去の任意の日付における太陽が見られる機能もあります。
- Sun In Time (ロッキードマーチン太陽・天体物理学研究所)
好きな日付の太陽の画像を見られる他、その日に起きたフレアやプロミネンス噴出、CME などの現象について、どの活動領域で起きたのか、どの方向に噴出したのかまで含めて検索できます。
- SolarMonitor.org (ダブリン大学トリニティ・カレッジ、ダブリン高等研究所)
好きな日付の様々な波長で見た太陽が検索できます。NOAA によって活動領域に付けられた識別番号を調べることもできます。
- 柴田一成, 浅井歩, 磯部洋明 & 大山真満. (2011).『最新画像で見る 太陽』 (ナノオプトニクス・エナジー出版局).
観測衛星ひのでを含む様々な観測装置が捉えた太陽の姿がまとまった写真集です。それぞれの写真に簡単な説明も付いており、詳しくない方でも分かりやすいと思います。太陽を語る場合は特に、「百聞は一見に如かず」である場合が多いので、太陽についての理解を深めたい方は、別の文献を読んでいる際の参考資料としても重宝すると思います。
宇宙天気を知りたい方
- 宇宙天気予報センター (情報通信研究機構)
その日の太陽風や地球磁気圏、電離層などの状態をモニタリングしています。
その日の宇宙天気に加え、過去に起きたフレアの情報なども調べることができます。
太陽について詳しく知りたい方
- 桜井隆, 小島正宜, 小杉健郎 & 柴田一成 編. (2009). シリーズ 現代の天文学 第 10 巻 『太陽』 (日本評論社).
高校生や大学学部生程度の物理化学の知識を持った方で、太陽について詳しく知りたい方が最初に読む本としておすすめです。時には簡単な数式を用いて分かりやすく書かれています。出版年の 2009 年時点での最新の研究成果が広くまとめられています。
- 天文学辞典 (日本天文学会)
太陽に限らず、天文学の専門用語を調べることができます。
太陽物理学を本格的に学びたい方
大学生以上の物理学の知識を持ち、太陽を本格的に学びたい方は、それぞれの興味のある分野のレビュー論文を読むことになると思います。レビュー論文とは、特定の研究分野についての成果がまとまった論文のことです。
太陽に興味のある一般の方でも手にとることのできる雑誌として Living Reviews in Solar Physics を紹介します。太陽物理学の様々な分野の研究者が書いたレビュー論文を出版する教育的な雑誌です。無料で読むことができます。
その他太陽関連のサイト
太陽に関する研究機関・プロジェクト
- 太陽観測科学プロジェクト (国立天文台)
- 京都大学 大学院理学研究科附属天文台 (京都大学)
- 宇宙科学研究所 (ISAS) (JAXA)
- 名古屋大学 宇宙地球環境研究所 (名古屋大学)
- 情報通信研究機構 宇宙環境研究室 (情報通信研究機構)
- Solar Physics/Marshall Space Flight Center (NASA)
観測データアーカイブ
- DARTS (JAXA、ひのでなどの観測データ)
- Big Bear Solar Observatory (NJIT、GST の観測データ)